ピンクは女の子の色なの?
息子が習い事先で水筒を忘れて来ました。
代わりの水筒もパッキンが壊れていて、
持っていける水筒がピンク色しかありませんでした。
水筒を取りに行けばよかったのですが、来週そこにいく時に持って帰れば良いくらいしか思っていなかったのですが、
何日か経ったある日
明日もこれに入れとくで。と言うと、
ピンクの水筒やって言われるかもしらんやん。という返事。
はっ!!とさせられました。
そんなこと言われたん?と聞くと、
いや、想像やけどな。言われるかもしれへんやんと。
あー、これ絶対一回は言われて傷ついてるやん。
ガラスのハートの息子。絶対言われたんやなと安易に想像ができました。
思い返せば、今週全然お茶飲んでなかったな。熱中症なるから喉渇いてなくても飲んでよと言い聞かせてたのに、なんで飲まへんねん!と怒ってた私。
小学生男子にとって、ピンクかピンクじゃないかは重要なことだったんだと。
持ち物には無頓着な子供なので、なんでもいいんやと、なんとも思ってなかったのですが、本当はすごく悩んでたのかも。
あまり外であった事を話す方でもないし、心の中を語ってくれることも少ない息子。
なので、出来るだけ聞き出そうとするのですが、聞きすぎると嫌がられるしなかなか至難の技です。
忘れてきたのは息子。しょっちゅうものをなくしたり、忘れてくるので、これしかないから持って行ってよ!!と言いつつ、
こっそりパッキンをA○○nですぐに頼んだ事は内緒🤫
その習い事の日。いつもの水筒を用意してたけれど、ピンクの水筒嫌や、絶対ピンクやって言われるねんと。
ほな、ペットボトルあるからこれ持っていき。
でもな、ピンクが女の子、青が男の子とか決まってへんよ。
女の子でも青が好きな子もいるし、逆もいる。
女の子になりたい男の子もたくさんおるし、男の子に憧れてる女の子もおるんよ。
今の時代多様性って言うて、みんな認め合う時代やで。そんなこと言うてる子は、時代遅れやとママは思うわと伝えました。
そうすると、ありがとうママと笑顔で向かいました。
ペットボトル持って行ったけどね。
小学生男子。まだまだ周りが気になるけど、いつか色んな事を認めて、自分の考えを持って生きる人になって欲しいと送り出しました。